チワワのしつけでも、肛門周りの分泌物は、日頃から絞ってあげないと、
かゆがったり、病気の原因になることがあります。
チワワを飼われている方なら、知っていると思いますが、
肛門の下には、肛門嚢という袋があって、
きつい臭いの分泌物がたまります。
個体によってサラサラとかドロドロという微差がありますが、
チワワがこの液体を自分で出せるのは、
排泄する時か、異性の犬に対して発情した時しかできないんです。
?特にチワワのような小型犬は、分泌物がたまりやすいので、
シャンプーをする前などに、絞り出してあげましょう。
絞る時は、しっぽを持ち上げて、肛門の下左右を
親指と人差し指で挟み、押し上げるようにして絞ります。
力が強すぎると、痛がる子もいるので、優しく絞ってあげてくださいね。
肛門腺が他の犬よりも奥にあって、絞りにくい子は、届く範囲で指をあて、
ゆっくり絞りましょう。
「いくら可愛い愛犬でも、素手で触るのはちょっと気が引けるな…」という方もいると思います。
もしそうなら、ムリをしてまで、自分でやろうとせずに、動物病院かドッグサロンで、プロの方に絞ってもらいましょう。
肛門周りのお手入れは、放っておくのが一番ダメです!
清潔でないとかそういう理由だけではなく、深刻な病気にまで発展してしまうことがあるんですね。
もうこれは、本当に、冗談抜きで。
どんなことが起き得るのかをお伝えしておくと…
まず、液体が溜まると、肛門周りが腫れあがってきます。
この段階なら、チワワもまだ耐えられる範囲なので、特に目立った異変はないかもしれません。
あらゆる病気についてもいえますが、犬というのは、よほど症状がひどくないかぎり、見た目には元気に振る舞うからです。
でも、腫れはそのままにしていてもひくことはありません。
時間と共に、どんどん膨らんでいって、
やがて、膿みや血が出てきます。
ここまでくると、チワワも不快ですし、痛いです。
だから、自分でなんとかしようとして、地面や家具などかたいところにすりつけたりと、不自然なポーズをとりはじめます。
もう、炎症がかなりひどくなっている状態ですね…。
万が一、肛門周りのお手入れについてまったく知らずに、チワワを飼っていて、
このような状況になったとしたら、すぐに病院に連れて行ってください。
溜まった液体が破裂することもあるので…。
自宅で絞るにも、病院にお願いするにしても、肛門周りを絞るのは、こまめにやることが大切です。